プログラマー兼主婦の雑記

築40年の戸建てに家族4人で住んでいます。

初めて部下を持ったときに役に立った本 (4/4)

まえおき

このシリーズでは、以下の4冊の読書感想を載せています。

  1. はじめて部下ができたときに読む本 (ブログ
  2. 自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書 (ブログ
  3. コーチングの技術 上司と部下の人間学 (講談社現代新書) (ブログ)
  4. ザ・コーチ (ブログ) ←いまここ

ザ・コーチ

ザ・コーチ

ザ・コーチ

全体的な感想

評価が高いので期待 → 出だしで「あれ?」と不安に → やっぱりいい本でした。

読み始めてから気づきましたが、ストーリー仕立ての本です。『仕事は楽しいかね?』に似ていると思いました。

正直ストーリー仕立てのビジネス本は好きではないんですよね・・・。最近読んだ本では『働く女性が知っておくべきこと グローバル時代を生きるあなたに贈る知恵 』がストーリー仕立てだったのですが、冗長で読みにくかったです。

とはいえ書評ブログでも評価の高かった本でしたのでがんばって読み進めてみると、思っていたほど悪くありませんでした。むしろストーリーだったおかげで記憶にも残りました。

30代の社員が自分のコーチング、部下のコーチングを経て、他人のコーチング(起業)をするようになるまでの話です。主人公と一緒に自分もステップアップしていけるような流れになっていました。

気になった箇所の引用

「星野さん、知り得たことやわかったことは、一度自分の言葉でアウトプットしないと、知恵にはなりません。だから、星野さんなりの言葉でいいので、今日の内容を、この場で私に話してください」

「今の自分のままでは成し得ないゴールを目指す道のりは、その人にとって未知の領域です。人は未知の世界に恐れを感じますが、自分の中の恐れに打ち勝つ力は、ゴールに向かった自分の経験からしか、得ることはできないのです」  

このように、新聞という情報は、誰に対しても平等に公開されているのに、見る人によって目に留まるものが違います。それは、その人が常々、何に関心を持っているかで決まってくるのです。つまり、いつも【夢】や【目的】や【ゴール】を思い描き意識している人は、それらに関する情報を、キャッチできる確率が高くなるということです。夢や目的やゴールを持たず、漠然と生きている人とでは、入ってくる情報の質と量が、まったく違うのです

夢やゴールがないと、現状の延長線上にそれなりの未来があるだけです。夢やゴールがあれば、未来のいつの日か、今のあなたが想像もしていなかったようなあなたが居るはずです

まずは目標を立てることに慣れるための訓練をするのです。その時、ポイントになるのが、自分のゴールを、こんなもんじゃダメだと、自分で評価しないことです。あくまでも、将来の大きなゴール設定のための練習だと位置づける。そして、小さい夢やゴールであることへの他者からの非難が怖いなら、夢やゴールを人に言わなければいいのです

《目標を立てたら、最後までやり遂げなくてはいけない》 《ゴールや目標を立てたら、変えてはいけない》  このような思い込みと言っていいビリーフは、時として、ブレーキを働かせます

変化に対するブレーキを軽くするために、日頃から常に小さな変化を起こして、自分自身を変化に慣れさせることです。たとえば、 《毎週、毎月、部屋や家具のレイアウトを変える》 《普段は絶対に着ない色の洋服を着てみる》 《いつもは話さない人に、声をかける》 《会社やお店など、よく行く場所へ出掛けるときの道順や交通手段を変えてみる》…

自分のゴールや目標を設定する練習と、人のゴールや目標設定をサポートする練習を一緒にやりましょう

組織が人に目標を与える時のポイントは、 ●会社の目標と個人の目標の接点を見つけて共有すること

部下と、この目的の共有ができない管理職は、目標を与えると言いながら、ただ自分の責任を細分化して、部下に押しつけているだけです

「部下にゴールを設定する目的は、結果に対する責任を押しつけるのではなくて、ゴールに向かう過程で部下を成長させることです。ゴールに対する結果の責任は、与えた方にあるということです

上司は結果に責任を持ち、部下は自分の行動と成長に責任を持つ

〈私は、同じ宅建を目指すライバルを、来週中に二人見つける〉

〈私は、最後まであきらめないでモチベーションを高く持つために、五月十日に、同じ宅建合格を目指すライバル二人を持っている

こっちの方が、目指す旗のイメージがはっきりしていますね。さっき僕が立てた目標だと、目指す方向性というより『TO DO リスト』のようです

目標には、〝やるべきこと〟ではなくて、〝通過する状態〟を掲げるようにするのです。そうすればアプローチ法は無限にあります

やるべきことを目標にしてしまうと、自分への問いかけは、『今日は、やるべきことをやったか?』という閉じた質問になってしまいます。するとその答えは、『やった』か『やれなかった』ということになります。これだと、発展や成長が感じられないと思いませんか?

目標を、目的やゴールに対する通過点や到達点だと考えれば、そのプロセスで自分に問いかける質問は、『今日、僕は目標に向けてどんなことをやったのだろうか?』とか『もっと効果的に進むためには、どうすればいいだろうか?」という開かれた質問になるのではないでしょうか

大事なのは、ゴールを語る言葉から抱くイメージが、自分の価値観と合うかどうかなんです

目標に向けて行動を継続するコツは、行動計画に定点観測も盛り込むことです。自分にとってベストなタイミングで、現在地を確認する行動を計画に入れるのです

今後の教訓

  • 「死ぬまでに叶えたい夢100個」を考える(ポイントは、願望を書くこと)
  • その中からいくつかを「目的」にかなった「ゴール」に昇格させる
  • 目標は「TODOリスト」のように書かない、「通過点の状態」を書くようにする
  • ゴールを語る言葉には、自分が魅力的と思う言葉を使う(他人のゴールにはその人の好きな言葉を使う)ようにする

これらはまだ始めていませんが、この本を読んで、毎日のPDCAを見直すようになりました。今少しずつセルフコーチングをやり始めています。