プログラマー兼主婦の雑記

シングルマザーになりました。

『超・箇条書き』には箇条書き以上のことが書いてあった

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

たかが箇条書き、されど箇条書き。奥が深いものなんですね。

忙しい人を相手にプレゼンをするときは、図表がきれいなスライドではなく、要点がまとまった箇条書きが適切だということです。その点では以前読んだ『すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術』とコンセプトが近いかもしれません。

そして『超・箇条書き』では要点をまとめるだけでなく、箇条書きを読んだ人にアクションを起こしてもらうまでが想定されています。これは今まで意識していなかったことですので、今後の仕事に役立ていこうと思います。

自分の言葉で要点をまとめると、「超・箇条書き」とは、

  1. 分かりやすくまとまっている
  2. 読み手が自分に関係のあることとして受け取る
  3. 読み手がアクションを起こす気になる

であり、それぞれで役立つテクニックが本書には書かれていました。

その際に紹介されているサンプルがまた上手だな~と思いました。

超・箇条書きができるようになると、ビジョンや目標の書き方がうまくなるし、日本人が苦手な英語の“構成”を考える際にも役立つとのことです。

こういったこと以外にも、様々な思考の基本は箇条書きですので、読んでよかった本でした。